教科書が変わります! 英語がピンチ!

中学校の教科書が、変わります。 当然、「ゆとり」の撤廃です!
では、どのくらい変わるのでしょう。
平成23年度までの教科書と平成24年度からの教科書のページ数の差は、



9教科平均で26%アップ!


5教科に限ると29%アップ!




ページ数が、特に増えるのは、理科と数学です。




理科:45%増、数学:34%増




その分内容も問題もレベルアップし、高校入試にも影響が出てくるでしょう。


とはいえ、数学と理科は、織り込み済みで、移行措置の教材で授業でもある程度対応しています。(難しくなるとは、思われますが)



もっとも、厳しいのは、英語です。


ノーマークの英語が、最も苦戦すると思われます。




教科書の増加量は、23%程度ですが、英単語が、全体で、“ 900語程度まで
から” 1200語程度 ”へと増加します。単純計算でも、1学年約300語から、
約400語へ増えるということになりますが、実際には、3年生の場合




     1年と2年の未習分:336語+


              3年生の新出単語:383語 =





 合計719語


                      ※ 新中3未習英単語(中1分)       1




平成23年度までの教科書(東京書籍)の中3の新出単語数は192語ですから


実に平成23年度までの
3倍以上の単語数となります






現行の指導要領では、“900語程度まで”となっていますので、実際の単語数は、900語は未満ですが、新指導要領では、“1200語程度”ですので1200語を超えることができます。現に光村(コロンブス)の場合、全単語数は、1341語です。それに未習分がありますので、上記のような数字になります。




 現2年生は、数学だけでなく、英語も早めの対
策が必要です。そうしないと、ついていけなく
なってしまう可能性があります。



 1,2年生は、大丈夫だったとしても3年生になって、
一気にわからなくなってしまうかもしれません。